新年のごあいさつ
あけましておめでとうございます
新年のごあいさつを申し上げます。
なお、新年は1月5日からの営業となります。
本年もよろしくお願いします。
昨年は「新型コロナウイルス感染症」という得体の知れない病に世界中の人々が苦しめられ、未だに先の見えない状況が続いています。今までの日常が一変し、新たな生活様式が求められ、その対応に翻弄された一年でした。
日本の社会情勢も大きく変化し、人々の求めるものも変わりました。緊急事態宣言が発令され、不要・不急な外出が制限された中で宅配事業の需要が大きくなり、組合員の皆さまからはたくさんご利用いただきましてありがとうございました。しかしながらご注文の伸びに商品調達や物流体制が追いつかず、とりわけ春頃には多くの欠品で皆さまに多大なご迷惑をおかけしてしまいました。大変申し訳ございませんでした。
さてパルシステム新潟ときめきでは昨年の総代会で新潟の独自商品を大幅に停止するという大きな決断をいたしました。これはパルシステム新潟ときめきの経営の土台をしっかり固めるための苦渋の選択でした。この決断により私たちは経営改善をしっかり図り、改めて新潟の独自商品を取り扱えるようになるための我慢の一歩を踏み出しました。利用してくださる皆さまの思いや期待に応えられず、苦情やお叱りもいただきました。しかし「新潟の農業、産業を守り、地域に根差した生協として新潟の経済循環に貢献します」という『ありたい姿』実現の決意は、たとえ今回のように遠回りするとしても全く変わっていません。どうかこれからもパルシステム新潟ときめきの商品に注目をしていただきたいと思います。
またコロナ禍で試食を伴う活動や大勢が集まる活動は制限されてしまいますが、もっともっとパルシステムの商品の価値を知っていただきたく、新しい形で商品を紹介する活動や交流を深める活動を行ってまいります。楽しみにしていてください。
パルシステム連合会では昨年2030ビジョンを策定しました。“「たべる」「つくる」「ささえあう」ともにいきる地域づくり”をテーマに掲げています。今後も続くコロナ禍の中でも大切にしなければいけないものを忘れずに、また、こういう時だからこそゆとりを持ちながら過ごしていきたいものです。
今年も変わらぬご支援をよろしくお願いいたします。
2021年1月
生活協同組合パルシステム新潟ときめき
理事長 瀬野 悦子