2021年産米 米産地現地確認会を実施しました
8月19・20日の両日、ときめき産直米・ときめき有機産直米の米産地現地確認会を実施中です。
ときめき産直米は生産者と生協の協議によって、化学肥料と農薬の使用基準を厳しく設定しています。
【ときめき産直米コシヒカリ、こしいぶき栽培基準(抜粋)】
◆化学肥料:10アールあたりチッソ成分使用量3kg以下(慣行栽培の5割以上削減)
◆化学合成農薬:田植え時の殺虫剤0~1成分、本田の除草剤3成分回数以下、トータルでも3成分回数以下のみ使用可(慣行栽培の8割以上削減)
◆「畦畔は除草剤を使用しない」という基準は今年度から削除。
また、ときめき有機産直米コシヒカリはJAS有機認証を取得したものです。
そして、これらの基準に実際に適合しているかどうか、毎年、生産者と組合員・事務局で現地確認会を実施。生産者への聞き取りや書類・伝票での確認、田んぼでの確認を通じて、基準への適合状況や稲の生育状況、生産者の取り組み状況などを確認してきました。しかし、昨年と今年は、新型コロナ感染症の影響で参加人数を絞り、生産者と事務局による確認会となりました。
ときめき産直米・ときめき有機産直米の産地は、現在5産地。このうち昨日(19日)は新潟市周辺の3産地を実施、本日(20日)は長岡市と上越市の2産地の確認会を実施中です。
○新潟有機米生産組合(新潟市江南区、阿賀野市)
○潟東減農薬米生産者の会(新潟市西蒲区)
○鵜森味じまん(加茂市)
○そりまち農園(長岡市)
○平井ファーム(上越市)
19日の確認会では、3産地とも基準に適合していることを確認。併せて、ときめき有機産直米で「ホタルイ」という雑草が発生した田んぼ、8月10日の強風によって穂が茶色くなった田んぼなど、毎年変化する自然相手の難しさも実感しました。
農薬・化学肥料を極限まで減らして栽培しているときめき産直米コシヒカリ・こしいぶきと、JAS有機認証を受けているときめき有機産直米は、間もなく収穫の時期を迎えます。
生産者の努力の結晶、多くの皆様の予約登録をお待ちしています。
*現在先行受付中、お届けは10月からになります。
*これまでの予約登録分は自動継続となります。
↑新潟有機米生産組合の皆さんと書類で確認中
↑ときめき有機産直米コシヒカリの田んぼ
↑ときめき有機産直米コシヒカリの田んぼ…こちらの田んぼでは「ホタルイ」が繁殖していました
↑新潟有機米生産組合のこしいぶき…実ってきました。
↑新潟有機米生産組合、コシヒカリの花…5月下旬の田植えで、ちょうど開花時期でした。
↑潟東減農薬米生産者の会の事務所にて
↑潟東減農薬米生産者の会、コシヒカリの田んぼ…8月10日の強風の影響で茶色くなった穂がちらほら。
↑鵜森(うのもり)味じまんの事務所にて
↑鵜森味じまん、こしいぶきの田んぼ…順調に生育中
↑鵜森味じまん、コシヒカリの田んぼ…こちらは茶色くなった穂が一面に広がっていました。どのくらいの収量になるか、稲刈りしてみないと分からないとのこと。