新年のごあいさつ
あけましておめでとうございます。
昨年は、ロシアによるウクライナへの軍事侵攻という衝撃的な出来事が起こり、今なお祖国を逃れ避難生活を送っている人々や、戦場で命を落とす人々もたくさんいます。常に危険と隣り合わせで寒さに耐えしのぐ避難者を思うと胸が傷みます。パルシステムでは3月から4月にかけて「ウクライナ人道基金緊急募金」を呼びかけ1か月でおよそ15万人の方から1億7千万円もの募金をお寄せいただきました。そして多くの組合員の平和を願う気持ちを避難者の支援のために活動する団体にお届けしました。現在も支援活動は続いています。ただただ一日も早く戦争が収束することを願わずにはいられません。また、この戦争により様々な資材、食料品、光熱費等が値上げされ、私たちの家計を圧迫しています。大変な世の中になってきていますが、何とか知恵を絞りながらこの厳しい時代を乗り越えてまいりましょう。
さて、昨年のパルシステム新潟ときめきの明るい話題としては、「道の駅あがの」に『交流・発信ステーション~ふらっと~』ができたことです。私たちにとっては第2の居場所となります。「ふらっと」ではパルシステムの商品の注文・受け取りができます。また展示している商品をその場で買うことができます。そして「ふらっと」で商品を試したり、学んだりする活動も行っていきます。全国で初めて道の駅に生協が入ったということで注目されていますので何とか「道の駅あがの」とも連携しながら魅力あるステーションを目指していきたいと思っています。ぜひ一度お立ち寄りください。また「ふらっと」での活動にもご参加ください。
活動と言えば、2023年度から新しい活動組織が誕生します。パルシステムの商品をもっともっと知り、生産者・メーカーとも交流できる機会を増やしていきたいと思っていますので広報を見逃さず、多くの皆さんから活動メンバーになっていただけますようお願いいたします。
昨年からパルシステムでは「もっといい明日へ~超えてく~」をアクションテーマとし、今よりも一歩先へ持続可能な社会の実現に向け行動を起こしていこうと取り組みを進めています。私たちもできることから取り入れて活動してまいりますので今年もパルシステム新潟ときめきをどうぞよろしくお願いいたします。
2023年元旦
生活協同組合パルシステム新潟ときめき
理事長 瀬野 悦子