ときめき学校2019~田んぼ~田んぼの生きもの観察 開催しました
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7月6日、ときめき学校2019~田んぼ~を開催しました。3回シリーズの第2回、田んぼの生きもの観察でした。場所は6月に田植えをした新潟有機米生産組合の田んぼ(新潟市江南区)、「生きもの係」代表の林鷹央さんをお招きして、田んぼに生きる小動物や植物について学びました。
10時の開会後、まずは生産者のあいさつ。田植え直後は不ぞろいだった稲も今は青々と生い茂り、薬剤は田植え後の除草剤一回のみ(ときめき産直米栽培基準)で順調に生育しているとのこと。
続いて林先生から説明と『腸内フローラ』の歌が披露され、皆で盛り上がったところで田んぼに移動。
シオカラトンボが飛び交う田んぼでは、きれいな水の中をシッポが取れる前のカエルが泳ぎ回り、大人も子どもも、ウマビル(血は吸わない種類だそうです)や様々な昆虫や貝などを夢中になってすくいました。途中からはお父さんの方が夢中になったり。
すくった生きものはバットに移して分類。「スタジオ行き」を選り分け、他は田んぼに戻して木津研修センターに帰還。スクリーンに映る顕微鏡画像を見ながら、林先生の解説を聴きました。様々な小動物だけでなく、シャジクモ(車軸藻)という絶滅危惧II類に指定されている植物や、先生大興奮のボルボックス(緑色の小さい球形の藻類)も発見。林先生の新曲『糧もん(Kate-mon)』で〆て、12時に閉会しました。なお、「スタジオ行き」の生きものたちも元の田んぼに帰しましたヨ。
短い時間設定のため田んぼの中まで入らず、畔から手が届く範囲しか採取できませんでしたが、多様・多彩な生きものを発見でき、ときめき産直米の田んぼの自然の豊かさを実感。また、最初は怖がっていた子どもたちも、終わる頃には田んぼの小動物が好きになったようでした。
パルシステム新潟ときめき(7月3日から名前が変わりました)は、今後も「食」と「農」と「自然」を結び付ける活動を、新潟の地域で広げていきます。