パルシステム電力とおらってにいがた市民エネルギーによる売買電契約が締結されました。
11月15日(金)、パルシステム電力(東京都)と、おらってにいがた市民エネルギー協議会(新潟市)の売買電契約締結レセプションが行われました。
おらってにいがた市民エネルギー協議会は、「市民による市民のためのエネルギー事業」を目指して2014年に設立。現在、会員数約210人、新潟市と村上市など40か所のソーラー発電施設を設置・運営しています。
【『おらって』公式サイト】
パルシステム電力は、主に関東・東北地方の発電産地と契約して、パルシステム組合員世帯(約3.1万件)に電気を販売。発電産地は、たとえば鶏肉を供給している十文字チキンカンパニーの鶏糞によるバイオマス発電など、バイオマス・太陽光・小水力・地熱といった再生可能エネルギーで、総発電規模は約12メガワットにのぼります。
【パルシステム電力公式サイト】
このたびの契約では、黒埼市民会館(新潟市西区)と舞平清掃センター(新潟市江南区)の2か所の発電施設の電気をパルシステム電力に供給することになりました。これは、11月11日から既に始まっています。
この契約によって、パルシステム電力としては新潟県内初の発電産地が出来たことになり、また、『おらって』の会員が『おらって』の電気も含む再生可能エネルギーに切り替えることができるようになりました。
さらに、パルシステム新潟ときめきの組合員にとっても、パルシステムの電気に「新潟産」も含まれることになり、「電気の地産地消」に一歩近づくことになりました。
レセプションでは、今後、環境や農業などさらに視野を広げて連携を深めていくことが確認されました。パルシステム新潟ときめきは、その接着剤となって、食と農とエネルギーの連携を進めていきます。