新年のごあいさつ
あけましておめでとうございます。
昨年の年明けは能登地方を襲った大きな地震が新年のめでたい気分を一掃させました。そして9月の集中豪雨も同地域を襲い復興に向けて歩み始めた現地の方々のショックは言葉では言い表せないことと思います。新潟で被災された方もいらっしゃいました。年が明ける度に思い出される悪夢のような出来事、一日も早く被災された皆さまに笑顔が戻ることを願っております。
また、地球温暖化の影響は昨年も例にもれず「令和の米騒動」と呼ばれるような米をめぐる現象が起きました。米の需要に耐えられず、米の売り場から米が消える…米の自給率100%に近い日本でそのようなことが起きる、想定外の出来事でした。温暖化だけが原因ではないと言われていますが、日本の食を真剣に考える時期が来ています。さらに食だけではなく環境問題、エネルギー問題、貧困問題、、、持続可能な社会を目指す私たちはいろいろなことにアンテナを張って情報を取り入れ、行動に移していかなくてはなりません。今年はどんな出来事が待っているのか。嬉しいニュースが聞かれるといいですね。パルシステム新潟ときめきとして昨年を振り返ると嬉しいことがたくさんありました。
- 総代改選で新しく総代となっていただいた方が29人いました。そして総代交流会にも新任の総代がたくさん出席していただいたこと。
- 新しい活動組織が本格的に動き出しテーマ活動(たべる、つくる)やエリア活動での企画運営ができ、多くの組合員が参加してくれたこと。
- 道の駅あがので、子育て支援の居場所「はらぺこ」が本格スタートしたこと。(毎月第一火曜日10:00~開催していますので是非のぞきに来てください)
- 新潟ならではの「米」にまつわる企画~ときめき学校田んぼ~を3回シリーズで開催、毎回多数の家族連れに参加いただいたこと。
- 今年もパルシステムの産直産地「ささかみ」で~ときめき学校ささかみ~を開催(現在継続中)、組合員にパルシステムとの交流の歴史やつながりを知っていただいたこと。
- 毎年恒例の商品展示会を11月17日に新潟市産業振興センターで開催し、多くの参加組合員とパルシステムの取引先・メーカーの皆さんと試食・体験を通して交流する場面が見られたこと。
まだまだあるのですが、事業開始8年目でようやく地に足を付けた活動ができてきているなあと嬉しくなります。支えてくださっている活動組合員、参加してくださる組合員に感謝の気持ちでいっぱいです。
今年も楽しい企画、また学びの場も設けていきたいと思っています。皆さまのご参加をお待ちしております。
事業面では新しい仲間を増やしていくことが課題となっています。こちらも皆さまからご協力いただきパルシステムの商品の魅力を知り合いの方々に伝えていただけたら幸いです。皆さまの力を借りながらパルシステムの認知度を上げていけるよう頑張ってまいります。
本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。
生活協同組合パルシステム新潟ときめき
代表理事 理事長 瀬野悦子